白髪を染めていて「色落ち」が気になるなら、洗浄力の弱いシャンプーを使うべき

白髪を染めているけど「色落ち」が激しくて参っている・・・という悩み、工夫すればかなりマシになります。

白髪は「色が何も入っていない状態」に色を入れているため、黒髪の人がヘアカラーするよりも色落ちしやすい状態です。

また、染料が薄い薬剤を使って明るめに染めている場合は、より色落ちを感じやすくなります。

当ページでは、

  • 色落ちの原因
  • 色落ちを防ぐ方法

の2つを解説していこうと思います。

美容師として働いていた経験と、自分も自宅で白髪染めトリートメントでカラーしているので、参考になれば幸いです。

洗浄力の強いシャンプーを使っていると色落ちしやすい

色落ちの原因として一番大きいのが「シャンプー剤」です。

安価で売られていてよく泡が立つシャンプー剤は「洗浄力が強すぎる」ので、洗うたびに色落ちさせる要因になっています。

色落ちが気になる方で、「よく泡立って髪の毛を洗った感が強いシャンプー」を使っているなら、低刺激のシャンプー剤(アミノ酸系シャンプー)に替えたほうがいいですね。

 

また、「洗浄力の強いシャンプーって具体的にどんなもの?」については、これらの成分が含まれているものになります。

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸TEA
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • テトラデセンスルホン酸Na
  • パレス‐3硫酸Na
  • ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na

これらは「高級アルコール系」と言われる成分で、主に「硫酸NA(ナトリウム)」と書いてあるものが該当します。

 

文字は「高級」ですが、これらは洗浄力が強く泡立ちがよくて、原価も安くつくため「市販のシャンプー剤」によく使われています。

「頭を洗ったときにサッパリ洗い心地がいい」のが高級アルコール系シャンプーの特徴で、やっぱりキレイに洗えるからこそよく売れるわけです。

しかし、必要以上に洗浄力があるので「必要な栄養分・油分まで流してしまう」ことになり、色落ちの大きな原因になってしまいます。

色落ちを防ぐなら「硫酸NA」が入ったシャンプーは避けるようにしましょう。

余談ですが、最近は「ノンシリコンシャンプー」が流行っています。

あれは「シリコン」が入っていないだけで、洗浄力には関係ありません。(ノンシリコンだから色落ちしない、というわけではない)

シリコンが髪の表面にくっついていると「色が入りにくい・パーマがかかりにくい」という弊害があるため、ノンシリコンシャンプーが注目されているのです。(シリコンシャンプーは髪がまとまりやすくなるという利点がある)

色落ちを防ぐためには

できるだけ色落ちしないようにするには、下記のような工夫を日常生活に取り入れましょう。

①低刺激のシャンプーやアミノ酸系シャンプーを使うべき

これは先ほど紹介したもので、

  • 洗浄力の強い「ラウレル硫酸NA」などが入ったシャンプー剤は使わない
  • 低刺激・低洗浄力のシャンプーを使う(アミノ酸系シャンプー)

ということですね。

正直、色落ちを防ぐ最大の方法は「シャンプーを低洗浄力のものに替えること」なので、どれだけ以下のことを頑張っても、シャンプーが洗浄力の強いものだとあんまり意味がないレベルです。

シャンプーは色落ちにものすごく影響しているので、「高いトリートメントを買う」「濃い色で染めるようにする」といったことも効果はありますが、まずはシャンプーから見直しましょう。

②カラーリング専用シャンプー(退色防止剤が入っているもの)

「少し値段が張る&手に入れにくい」という短所はありますが、一番いいのは「退色防止剤が入ったカラーリング専用シャンプー」を使うことです。

インターネット通販でも購入できますが、美容室に行くことがある方は、お店で聞いて買ったほうがいいかなと思います。

ただし、値段が1本2,000~3,000円(200mlぐらい)するので、おサイフ事情と相談して購入しましょう。

※元美容師で髪にも気を使っていますが、さすがにカラー専用シャンプーは使ってないです、お金が(汗)(白髪染めトリートメントで染めている)

③シャンプーはよく泡立てて、髪同士をこすらない

シャンプーする際、よく泡立てて優しく洗うようにしましょう。

洗浄力が弱いシャンプー剤は泡立ちにくいですが、

  • シャンプー前のお湯で洗うときに、よく頭皮を指の腹で洗う
  • シャンプーをつけるのは「髪が暖かいお湯を含んでいる状態」で行う
  • 空気を含むように洗う

を心がけることで、泡立ちがよくなります。

 

シャンプーする前にお湯でしっかりと髪・頭皮の汚れを落としておけば、よく泡立って髪の毛を保護しながら洗浄できるようになります。

お湯でもしっかり洗えば「80%の汚れは洗い流せる」ので、シャンプー前にある程度しっかり洗いましょう。

泡立ちが悪いと「髪の毛をこするように洗うことになる」ので、摩擦で髪が痛んでしまいます。

髪の毛は濡れていると「表面のキューティクルが開いている状態」になるため、デリケートな状態であることを忘れないようにしましょう。

また、シャンプーする一番の目的は「頭皮の皮脂汚れを取り除くこと」なので、髪をゴシゴシ洗う必要はありません。

指の腹をしっかり使って頭皮をよく洗い、シャンプーにかけた時間の2倍ほど洗い流すようにしましょう。

④髪の毛を塗れたままにしない

先ほども少しお話ししましたが、「髪の毛は濡れているとキューティクルが開く」ので、濡れたままの髪は非常にデリケートな状態です。

お風呂から上がった後はすぐにドライヤーなどで乾かすようにして、なるべく早くキューティクルを閉じましょう。

 

また、よくやりがちなのは「タオルで髪をこすりすぎてしまう」ことです。

髪が水分を吸って膨潤(ふやけている状態)でガシガシ摩擦がおこると、髪の表面がボロボロになってしまいます。(痛みが色落ちの原因になる)

タオルでやさしく挟む・押すようにして水分をふき取るように心がけましょう。

⑤ドライヤーを近づけすぎない、乾かし過ぎない

最後に、ドライヤーで乾かすときに「髪の毛からなるべく離す」ことも重要です。

美容師が乾かすときのように「30cmほど離す」のはちょっとしんどいですが、ドライヤーの風は思っている以上に高温になっています。

ドライヤーを動かしながら1箇所に熱がいかないようにしつつ、距離を保ってドライしましょう。

カラーした髪の色落ちを防ぐ方法まとめ

髪の毛の色落ちを進行させる一番大きな原因は、

  • シャンプーの洗浄力が強すぎること

でした。

 

また、なるべく色落ちを防ぐなら、

  • 低刺激のシャンプーを使う
  • シャンプーはよく泡立てて、髪よりも頭皮を集中的に洗う
  • 髪の毛は濡れたままにせずにすぐ乾かす
  • タオルで拭くときは擦らない
  • ドライヤーの熱を1箇所に与えすぎない、乾かしすぎない

このようなことに気を付けましょう。

(追記)

通常の白髪染めは「染色力が強い」のでよく染まりますが、髪の毛へのダメージが大きく色落ちしやすいとも言えます。

髪の毛が痛んでしまうと、栄養分が流れでてしまいツヤ・コシがなくなったり、ゴワついてまとまらない、絡まるといったことにも繋がります。

 

私は白髪染めトリートメントを使って自宅で白髪染めするようにしていて、ダメージを与えずケアしながら染められるので、大変助かっています。

染色力は通常のヘアカラー剤より弱いものですが、何度も塗っていけば白髪は染まってくれるので、白髪染めの髪ダメージを考えると十分アリかなと思います。

 

下記のページでは試した白髪染めトリートメントの中でよかったものを5つ紹介しているほか、使い方や塗るときのコツなども書いてあります。

髪が痛んで色落ちが気になっているのなら、一度読んでみてもらえれば幸いです。

⇒【簡単】初めての白髪染めトリートメントならこれがオススメです。

【簡単】初めての白髪染めトリートメントおすすめ5選【市販】

元美容師のわたしが、自分で試した「白髪染めトリートメント」のうち、良かったものを5つ紹介しています。

①自分で簡単に染められる
②トリートメントタイプでもしっかり染まる
③髪の毛にダメージを与えない、ケア成分が入っている
④頭皮に優しく、アレルギー・刺激物質なし
⑤経済的に利用しやすい

これらの項目をクリアーしているものだけを掲載していて、「初めて白髪染めを自分でする」という方にもオススメできるものです。

自宅で手軽に白髪染めができて、髪の毛をいたわりながら白髪隠しができる。
ぜひ一度体感してみて欲しいと思います。

ちなみに、10分間置いて1回染めただけでこんなにキレイに白髪に色が入ります。

美容師いらず・・・すごい世の中になりましたね(苦笑)

⇒白髪染めトリートメントを選んでみる